2021/08/16

(送火を こえてシヨパンの 流れけり~巌群の乾きてくらし朱夏の~『送り火の「妙」女偏高くして』 (誓子)鎮魂と平和の祈り(奈良大文字送り火)~[春日大社.中元万燈籠] 『夏草やベースボールの人遠し』(子規) (第103回全国高校野球)

『送り火の「大」真紅にて 蚯蚓脹れ』 (山口誓子)

 「葵祭」「祇園祭」「時代祭」と並んで京都四大行事の一つ 古都の夏の風物詩「五山送り火」

新型コロナ感染拡大の影響により2020年に続き山上での密集.密接を避ける為.点火の

個数を大幅に制限し規模を縮小して行われますね

京都の夏の風物詩が 早く従来通りに開催される事を祈るばかりです! 

今年は新型コロナウイルスの為.京都五山送り火連合会が規模を縮小(火床)と呼ばれる点火

する場所の数を大幅に減少の予定で「大」等の文字図形は見事に浮かび上がるでしょうか 

「五山送り火」は例年如意ケ嶽に「大文字」が点され東から西へ「妙法.船形.左大文字」

「鳥居形」が順に点火され 京都の夏の終わりを告げる 古くから京都の人々が大切にして

きた お盆の伝統行事ですね・送り火は太平洋戦争で194345年中止されたが 縮小して

開催されます.一昨年(2019)は約28000人の人出と発表されていました(京都府警発表) 

「五山送り火」京都の夜空に浮かぶ()先祖を見送る伝統の()コロナ禍でも絶やさぬ

「次代に伝える」思いBSプレミアム(PM7.30-)NHK.生中継で拝聴を楽しみにしています

 

『送り火の 京言葉にて お舟はん』 (百合山羽公) 

『大文字焼きって 言わんとって. 送り火どす』    「私たちにとっては 御先祖をお送りする

大切なものなんですよ」~幼少の頃 京都の人達に屡々言われたものです

(五山の送り火)は先祖の霊を送り出す伝統行事.江戸時代には既に行われていた事が

歴史資料に有り市の無形民俗文化財に登録されていますね 


(大文字)と言えば(五山送り火)でしょうが 奈良高円山.鎮魂と平和の祈り(大文字送り火) 

古都.奈良の夏の風物詩「奈良大文字送り火」炎で描かれた巨大な()の文字が夜空に

終戦記念日に合わせ戦没者や災害犠牲者を慰霊する目的で 昭和35年から始まった行事

「大文字送り火」春日大社境内の飛火野で慰霊祭⇒例年なら午後8時に日本最大級

1画目が109m.2画目164m.3画目が128m()の字が南都の暗闇に浮かび上がります!

()の字は宇宙を意味し文字を作る火床の数は人間の煩悩と同じく(108つあります

奈良公園一帯.平城宮跡等々奈良市各所周辺の高い建物等からも見る事が出来ました 

2021年の鎮魂と平和の祈り(大文字送り火)新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み

昨年に引き続き本年も規模を縮小しての開催!

*「毎年815日に開催の(奈良大文字送り火)行事は(コロナウイルス)の状況を鑑み規模を

縮小して執り行われる予定です.例年.春日大社境内・飛火野で執り行われている

慰霊祭は春日大社(神式)と大安寺(仏式)にてそれぞれ関係者のみで行うほか 

高円山で点火()の字火床の数を例年より減らして実施予定でしたが天候

不順により高円山「大」字への点火は中止となりました(大文字保存会) 

終戦記念日に合わせ戦没者や災害犠牲者を慰霊. 新型コロナウイルス感染症で 

お亡くなりになった方々の御冥福を御祈り申し上げます! 

『送り火の あと束の間の 月明り』  (飯田龍太) 

煌びやかな 「世界遺産.春日大社」 2021(春日大社.中元万燈籠)は 新型コロナ

ウイルス感染拡大防止の為.本年の(中元萬燈籠)8月15日(日)のみ非公開で開催!

御本殿参拝所を閉門後に回廊内の釣燈籠に点灯! 

萬燈籠奉賛者の諸願成就.大災害の早期復興・新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈念

神事を斎行いたします

一般の方(萬燈籠奉賛者を含む)はご参拝頂けません,何卒ご理解下さいます様お願い

致します(春日大社)~※参道の石燈籠(約2,000基)は点燈されません 


『夏草や ベースボールの人遠し』(子規) 

高校球児が待ち焦がれた第103回全国高校野球! 2年ぶりの夏の甲子園大会が開幕(8.10)

新型コロナウイルス感染防止対策で無観客での開催! 開会式は入場行進等一部簡素化.

選手はマスク着用のまま行進を行っていましたね! 

夏の甲子園大会屈指の投手.明桜(秋田)風間球打投手秋田大会の準々決勝で 自己最速の

157キロを記録!  大阪桐蔭の松浦慶斗も最速150キロを投げる好投手!

本塁打を連発する強打者も多く.⇒横浜高校の1番 緒方漣選手の 逆転のサヨナラ本塁打! 

一瞬時が止まった様に白球が勢いよく左翼へ伸びていく~

台風9号の影響で開幕が9日から10日に順延.12日もノーゲーム等がありましたが⇒天気が

回復すれば「熱闘甲子園」が続出するでしょう!

       『高校野球 猛暑を弾き返す音』(古川千鶴)[かさね] 

76回目の終戦の日を迎えた15日は 雨の為3時間遅れで始まった第1試合の 帯広農―明桜で

五回裏の攻撃が始まる前に試合を中断し.両校の選手は其々の守備位置やベンチ前で脱帽

40秒間に渡って鳴り響いた サイレンに合わせて黙祷していました!

夏の甲子園での黙祷は第45回記念大会(1963)から始まっていますね

[黙祷のときに 戦争がなくなって  良かったなと心の中で思っていました]

        (帯広農.佐伯柊主将)

 『炎帝に 野球少年 整列す』(鈴木多枝子)[あを] 

『巌群の 乾きてくらし 朱夏の昼』 (大野林火) 

LINK  Lucky PAL (PAL is My Family)

https://ameblo.jp/lucky-pal              http://okamotogen.blog.fc2.com/ 

http://okamotogen.blogspot.com/    http://gen-okamoto.at.webry.info/

http://blog.goo.ne.jp/gogogen2000