「参籠者が一人でも感染すれば 打ち切り」コロナ禍で昨年に続き今年も
厳しい条件の下で 営まれた (不退の行法)
うちのぼる 佐保の川原の 青柳は 今は春べと なりにけるかも
(萬葉集
巻8 一四三三 大伴坂上郎女)
人が知らず知らずに犯している過ちを東大寺.二月堂の本尊「十一面観世音菩薩」に
懺悔する修二会.お水取り大仏開眼と同じ天平勝宝4年年から一度も途切れることのない
「不退の行法」東大寺二月堂の「お水取り」旧暦2月に人々の幸せを祈る法要『修二会』今年で 1271回目を迎えました
『人間は自然が自然どおりに動いていく.その法則の中で生きていくしかない~
(五穀豊穣)(万民快楽)は(風雨順時)があって初めて成り立つもの~「春を待つ」
人の心の悩みがあるから 修二会はこれだけ続いてきた』2度も (大導師)を務められた
(上司永照師)の「お水取り」への思いですね!
(新型コロナウイルス禍)~『東大寺公式サイトより』
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為. 本年の修二会の お松明拝観は 一部制限.
【3月12日を除く3月1日~14日】
お松明は基本的にご覧いただけますが.二月堂下 芝生や広場の 人数が 一定数以上になれば.
以降お越しの方は第2拝観所へ誘導されます.
第2拝観所も 同様になれば. 以降はお松明をご覧いただけない場合がございます.
【3月12日】
どなたも お松明を二月堂下 芝生や広場で ご覧いただくことは出来ません.
夕方5時以降. 二月堂周辺の事前に設定された区域内に滞在することも出来ません.
新型コロナウイルス感染症の 拡大防止に対し東大寺では医師など専門家の皆さまの
ご助言も参考に信仰を寄せていただいている皆様.並びに参籠する練行衆や寺職員等の
安全と感染拡大防止のため修二会のお松明拝観を下記の通り一部制限させていただく
ことと致しました (東大寺)
*ニコニコ生放送では東大寺の協力により修二会中の (二月堂)の 模様を 連日
生中継され毎夜19時頃の(お松明)の様子も拝観出来ました
修二会(お水取り)は 12日「籠たいまつ」が上がり 新型コロナウイルス感染防止で
拝観は中止ですが参拝者のいない 境内に 火の粉が乱舞しました! 午後7時半.
連夜のたいまつよりひと回り大きい(籠たいまつ)が「童子」に担がれて二月堂に~
童子は舞台の 欄干から 燃え盛る(籠たいまつ)を勇ましく付き出し 舞台上を駆け抜けて
いましたね. 二月堂へ上がる練行衆を導く道明かりのたいまつは普段は準備のため先に
上がる練行衆を除いた10本 12日は全員が上堂.11本の籠たいまつが上がった.
走る 火影 揺れる あふれる涙 燃える 燃える 燃える 松明 「修二会」
♪春寒の弥生 三月春まだき 君の肩にはらり 良弁椿 ここは東大寺
足早にゆく人垣の 誰となく独白く 南無観世音 折から 名残り 雪
君の手は既に 凍り尽くして居り その心 ゆらり 他所にあり もはや二月堂
天も焦げよと松明の炎見上げつつ何故君は泣く 雪のように 火の粉が降る~~♪
「修二会」 (さだまさし 作詞・作曲)
天平勝宝 {752年}~連綿と途切れず幾多の辛酸を 潜り抜け1250年以上.連綿と
続けられている1271回目『春を呼ぶ』東大寺二月堂の(修二会)
「身体健全に守らせたまえ南無観自在菩薩」
新型コロナウイルスへの対応に追われた 東大寺 二月堂の修二会は13日未明(お水取り)の
名の由来となった 本尊に供える香水を 二月堂下の閼伽井屋.
若狭井でくまれ二月堂との間を3往復.内陣に納められ前行も含めて約1カ月続いた修二会
15日未明 満行を迎え練行衆はお堂を出て石段を厳かに下り修二会の行法「達陀」で用いた
帽子を子供に被せ息災を願う(達陀帽いただかせ)
「身体健全に守らせたまえ南無観自在菩薩」と唱えていますがるが 今年は新型コロナの
(感染拡大防止の為)にも『声に出す』ことは控え滞りなく粛々と行われました!
春寒の 弥生三月十五日未明 大和路の春を呼ぶ 煌めく(炎)~古都の祭典は世の平穏.祈りを
捧げ 厳格な清浄さで 慰霊と災害.復興への 祈願!
二月堂本尊の十一面観音に人々の罪を 懺悔
[五穀豊穣][万民快楽]幸せを祈る1271回目『修二会』3月15日未明に(満行)を迎えました!
『遠くより マスクを外す 笑みはれやか』 (富安風生.虚子選)
ぬばたまの 黒髪山の山草やますげに 小雨降りしき しくしく思ほゆ
(萬葉集 巻11 2456 作者未詳)
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