白露を 取らば消ぬべし
いざ子供 露に競ひて 萩の遊せむ((萬葉集 巻10-2173)
「上野・福岡で会おう!」
そして110年ぶりに
大和のお堂で 八部衆・十大弟子像等々 仲間と会えた~
{天平の美少年} 阿修羅
「興福寺国宝特別公開2009お堂でみる阿修羅」が
10月17日より始まっています---
年に一度だけの南円堂特別開扉でもある関係か
興福寺境内は 遠来の方も含め大勢の人出で~
当日は4900人の方々が来場された様子~~
小生が奈良で過ごした高校時代--{民間伝承}の
探索のグループの仲間達と談笑を交え乍ら屡
訪れた事もある 同じ興福寺境内とは とても
想像に絶する様な--早朝から天平文化を代表する
国宝の群像を一目観ようとされる方々の長蛇の列で
熱気溢れんばかりでした
釈迦如来坐像の前に
八部衆・十大弟子像14体が
一同に並んだ主会場の仮金堂を始め 特別公開は
仏師・運慶の傑作とされる
無著・世親両菩薩立像等々を
安置する北円堂~~
東京・福岡で計165万人を集めた「国 宝阿修羅展」
上半身だけが残る
高さ約50センチの五部浄像—
身長150センチ前後の13体--仮金堂本尊の釈迦如来坐像--
薬王・薬上両菩薩立像等々~スポットライトに浮かぶ~
天平の御佛様に多くの拝観者が酔いしれた様子でしたね!
「興福寺国宝特別公開2009 お堂でみる阿修羅」は
11月23日迄 会期中無休とされています
柿熟れぬ
肩の優しき 阿修羅像 三千夫
肩の優しさ~6本の腕が生え~--調和がとれていて
違和感がない~広辞苑によると阿修羅はインドでは
天上の神々に戦いを挑む悪神であるが
仏法の守護神とされる一方で六道の一として人間以下の
存在とされると言われています
絶えず闘争を好み 地下や海底にすむという~
それがなぜ興福寺の阿修羅像のように 穏やかに
なるのであろうか~改心したさまなのかもしれない
奈良にはまた柿の木が多い--「柿熟れぬ」からも
興福寺を想起させられる句である(千晶師)
「10月26日は柿の日」
秋の味覚を代表する果物「柿」
明治28年10月26日正岡子規が奈良に滞在していた頃
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を着想したことに因んで
制定されたと言われていますね!
かたみとて 何か残さん 春は花
夏ほととぎす 秋はもみじば 良寛
常之倍尓 夏冬往哉 裘 扇不放
山住人( 萬葉集 巻九)
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