太平洋高気圧が 上空では恰も晩夏の如く
頑張っている様子で 季節はずれの
暖かい日が続いていますが~時折
高気圧からの暖湿流{縁辺流}入り
南東風が吹き付ける{霜降月}を迎えた
昨今の{大和路} ~{第63回正倉院展}が
催される温雅な頃~例年通り
『錦 繍』を謳歌しています
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は『猿丸大夫』
白帝に誘わる様に 開幕日(10.29) 当日は早朝から
1100人が行列を作られた《第63回正倉院展》~奈良
国立博物館の長蛇の列に混じり(例年の様に 遠来の
方々とも談笑!)毎年 必ず正倉院展に足を運んで
いますよ!--と言われた方々も数人おられ
『天平』の息吹を伝える数々の至宝を
心往くまで鑑賞されていました
織田信長.足利義政も切り取った 香木{黄熟香}
通称.{蘭奢待}細部まで目を凝らし興味を持ち乍
鑑賞される方々で溢れ~また同じ種類の香木
{沈香}を堪能できる体験コーナーも奈良国立
博物館内に設けられかなり賑っていましたね!
{東}{大}{寺}の3文字を含んだ漢字を当て
{蘭奢待}とも呼ばれる香木{黄 熟 香}は
東南アジアが原産の香木~香りの基になる
樹脂を多く含んでおり 焚いて香りを
ミュージアムショップには香木{黄熟香}を
かたどったチョコレート等々 正倉院宝物に
因んだグッズも有りおみあげを
求めている人も多くおられました
求めている人も多くおられました
特に今年は香関連の品{大寺金堂
鎮壇具}関連の宝物.織物等が多く
展示されていますね!
鎮壇具}関連の宝物.織物等が多く
展示されていますね!
正倉院宝物の大刀の中で 最も美しいと評され
聖武天皇ゆかり大刀~唐で作られた儀式用の刀
{金銀鈿荘唐大刀}~を始め藍と紅の柄に染め
上げた麻の上着{縹纐纈布袍}等の 逸品も展示
《第63回正倉院展》{10/29—11/14}には 正倉院の
宝物62点{内 初出展は17点}が展示されています
{正倉院展公開講座}~今後の予定は以下の通りです
11月5日(土) 「正倉院宝物にみる染め」
中村 力也氏(宮内庁正倉院事務所保存課保存科学室員)
11月12日(土) 「香と仏教」 清水 健(奈良国立博物館学芸部研究員)
11月12日(土) 「香と仏教」
御隣りの 《興福寺》では{興福寺国宝特別公開 2011}
{三重塔初層・北円堂内陣}{10月8日(土)~11月23日迄
君は香木《蘭奢待》{黄熟香}を観たか!
{君は天平を観たか!}
この「正倉院展」で皆さん方も
大和路の{錦秋の一日の楽しみの
この「正倉院展」で皆さん方も
大和路の{錦秋の一日の楽しみの
極み}を『錦 繍』を謳歌されては
如何ですか!
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