2014/02/03

{ 幽玄の王朝 絵巻}~息災祈る{春日 節分 萬燈籠}

千とせまで かけぞまもる 氏人の
  かうべといます  君のたますき 

《幽玄の世界》~{災害.復興.祈願}
息災祈る~{節分 萬燈籠}

《御 灯》--日本人の伝えてきた素晴らしい
伝統文化の真実皆様に理解して頂きたい!
節分 万灯籠《 春日大社から
例年の事乍御送付頂き有難う御座います


{御 }は《北辰信仰》により--天皇北辰
{北極星} 灯火を捧げられる 宮中儀式
灯火を{御燈}と言われているそうですが
{ }に奉る{御灯}と解しても良いのでは
ないでしょうか? 

{春日の杜} {信仰の世界} 第⑪
{春日権現霊験記}が延慶二年奉納される
八年前に起こった
御神鏡の神秘{正安御神鏡事}~御神鏡が不思議な経緯で
次々に発見される事が描かれています

『春日権現霊験記繪』~春日明神の霊験の数々の詞書と
華やかな貴族の生活庶民の風俗
樹木と神山と鹿の信仰.神仏習合に基づく春日浄土の世界絵は
高階隆兼西園寺公衡発願で延慶2年(1309
春日社に奉納され稠密華麗.色鮮やかに綴られた{大和絵}
一頂点とさえ言われていますね! 

幽玄の火に 息災願う春日社 節分 萬燈籠
東日本大震災.2011年の台風12号水害復興!
祈る灯籠も設置!

平安朝の頃から 庶民信仰が厚く
藤原氏を始め一般国民から奉納された
境内にある 3000基の万燈籠-----
古いのは釣り燈篭で藤原頼通の寄進した
瑠璃燈篭(1038) 石燈篭では若宮社の
南方にある藤原忠通の寄進した
柚木燈篭(1137)また飛火野横の参道には
立派な2つの{大燈篭}がありますね!

崇敬者の願いを揉められた和紙が貼られ
万灯籠の日 ~舞楽奉納の後~花山院弘匡宮司が
本殿前の「瑠璃燈籠」に点火!
回廊につるされた1千基の釣灯籠
参道脇に並ぶ2千基の石灯籠にも
参列者の各自が浄火を入れ境内にある
3000基の 全ての萬燈籠に火が灯されます
まるで王朝.幽玄の世界が繰り広げられ
特に本殿周辺は釣燈籠が並び 朱塗の回廊を
照らし 恰も艶やかな平安朝の王朝絵巻の様ですね!

また燈籠が整然と並ぶ 二ノ鳥居から
神苑付近も《蝋燭の明かり》
大和・春日社の《冬の夜》を照らし
《幽玄の世界》が繰り広げられます


{萬燈籠} 江戸時代末頃までは{常夜灯}
油料の続く限り毎晩燈されました
また{雨乞祈願}にも万燈が行われたとの記録が
ある様ですね!
萬燈籠は 明治維新後一時 廃止されたが
明治21年から再興されて{節分と御盆}2 
点火されています

近年は *(中元万燈籠) 814,15
*(節分万燈籠) 2月 節分日
節分万燈籠・・・・諸願成就の祈願祭で
舞楽が奉納されます

千とせまで かけぞまもる 氏人の
  かうべといます  君のたますき 

{ 萬燈籠  賜る今宵は 春隣り

{春日社}では邪気払う 江戸時代の狛犬{8}
生駒の仏師が古文書により制作が促進されておりますね!

{邪気}~心中の 災いと 疫病をあらわす
鬼を追い払う~{節分祭}邪気を追い払い
一年の無病息災を願う!
列島各地の社寺で {招福}を願う各種の行事が
催されていますね!


元興寺{柴燈大護摩供}{火渡りの秘供}
元興寺では{火渡りの秘供}願い事を書いた
護摩木を燃やす「柴燈大護摩供」が
例年通り催され参拝された方々は焼いた丸太を並べた
炭火の上を裸足で渡り厄を払っておられましたね! 

元興寺は八雷神・元興神の鬼の発祥地!
{福は家の内に入るように}
{鬼は自分の内から出るように}
「福は内!鬼は内!」

特に有名なのは {千本釈迦堂}
伝統の{おかめ福節分会}
千本釈迦堂の本堂が建立された780年前から
催されている{除災招福}伝統行事ですね!
伝統の{おかめ}{赤鬼}{青鬼}が登場する
狂言{鬼追いの儀}が披露されます
狂言は三人の{年男}が豆を投げけても
退散しない4匹の鬼のもとに{おかめ}登場!
笑みを見せると鬼がとたんに改心するという筋書ですね!


日本列島~{立春} 寒波 襲来中!
{春日大社}—{東大寺}—{興福寺}の3社寺
平穏を繋ぐ~{しあわせ回廊なら瑠璃絵}

ミラーボール{10万球のLED}がつるされ3社寺を繋ぐ
幻想的な道~{しあわせ回廊}
{なら瑠璃絵}{2月8日~14日}まで開催!
冬の大和路{平和の祈り~しあわせ回廊}繰り広げられます 

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