2017/02/25

子曰.學而時習之.不亦説乎.有朋自遠方来.不亦楽乎.

学びて時にこれを習う.亦た説ばしからずや

       朋あり.遠方より来たる.楽しからずや
            人知らずして慍みず.亦君子ならずや
{ししんOB会}総会は例年通り 東心斎橋『大成閣』
1957年の創業.半世紀余の永きに渡り浪速の皆さんに愛顧されてきた
[大成閣] 兵庫県豊岡の自社 農園!
 『大成閣ファーム』でお料理に使用する野菜を栽培.寒暖の差が厳しい
[但馬地域.豊岡]大成閣農園で育つ美味しい野菜.特に皆さん方好評!
 『有朋自遠方来 不亦楽乎』~{ししんOB会}
嘗ての役員さん.上司.同僚を問わず 和気藹々!清朝の皇族が愛した
宮廷料理~北京料理を賞味堪能させて頂きました 多謝! 多謝!

{ししんOB}お互い今秋11月総会での再会を約し.息せき切って
[日展]開催の大阪市立天王寺美術館へ
通天閣⇒天王寺公園[てんしば]動物園.早春の慶沢園へと駆け巡った一日

[学びて時にこれを習う.亦た説ばしからずや
      朋あり.遠方より来たる.楽しからずや
          人知らずして慍みず.亦君子ならずや ]
 子曰.學而時習之.不亦説乎.有朋自遠方来.不亦楽乎. 
天王寺公園エントランスエリア [愛称"てんしば"]茶臼山北東部エリアも
リニューアルオープン.可愛いお子さんも一緒に家族で賑わっていました 
[OH!(オー)相撲 てんしば場所]3月は大相撲大阪場所
35[]に横綱[鶴竜関]大阪府出身の[勢関]岩手県出身の[錦木関]
所属伊勢ノ海部屋の力士!芝生広場では子供.力士の触れ合い!
[OH! (オー)相撲てんしば場所}の開催も予定されています 
天王寺動物園 ~「イースターナイトZOO
従前は[.]開催されていた[ナイトZOO]今年は春にも開催されます
春のナイトZOO318日.19.20.25.26日~5日間開催!
[御注意]動物達が驚いてしまう為フラッシュ撮影禁止.園内への
アルコールの持ち込み禁止となっています 
[アフリカ・サバンナゾーン]では雰囲気を出すレインボー
ライトアップによる演出も予定され[イースターナイトZOO] は
更に盛大に成る事しょう! 
[大阪市立美術館] 特別展{改組 3回日展}

『日展』文部省美術展覧会[明治40]~名称の変更.組織改革を経て
本邦で最も歴史と伝統公募展[日本画.洋画.彫刻.工芸美術.](5部門)
平成27.組織改革に伴って{改組 新第3回日展} 
東京会場⇒京都、名古屋、大阪、富山の順に巡回.天王寺美術館大阪展
日本を代表する巨匠.会員作家.入賞者による基本作品247
大阪・兵庫・奈良・和歌山に在住する会員作家の作品や入選作品等
地元作品341点~{588}の作品が陳列されています 
[洋画]暫し立ち止まり圧倒させられた作品は躍動感に溢れ力強い
「働く人」(天野富美男さん) 
東京都知事賞「Moret(西房浩二さん)
[卓抜した表現力で対象の骨格を緊張感ある繊細な表現で的確に捉え
明るく爽やかな光の中に空気感をも見事に表現した傑作](授賞理由) 
華麗.清楚な「青衣のバイオリニスト」(池田清明さん) 
[] 特選「秋の月」(柴原月穂さん) 
[かなの線は一般的には軽くなり易いが本作は起筆をしっかりと
紙面にくい込ませて多彩でしかも強靭な線が表出されている.
凛とした波打つような運筆は潤渇と相まって爽快なリズム感を
生み出している秀作(授賞理由) 
[彫刻]威風堂々太閤殿下[豊臣秀吉公](中村晋也) 
天王寺で美術鑑賞をする度に訪れるのが伏見宮貞愛親王殿下命名
日本庭園.慶沢園.市立美術館隣の茶臼山です 
住友家の茶臼山本邸庭園[大正7](1918)完成大小3つの島が浮かぶ池の
周囲の林間を回遊[林泉回遊式]全国から名石.名木を集めた広大な庭園!
住友家旧本邸敷地[.大阪市立美術館]と茶臼山大阪市に寄贈されたもの!
都会の喧騒を忘れ早春の慶沢園.庭園も風情がありました! 
子曰.學而時習之.不亦説乎.有朋自遠方来.不亦楽乎. 
子の曰わく学びて時にこれを習う亦た説ばしからずや 
     朋あり遠方より来たる亦楽しからずや 
      人知らずして慍(うら)みず亦君子ならずや 
ちりぬれば 匂ひばかりを 梅の花
              ありとや袖に 春風の吹く
千利 連八 尓保 比者可 越 里 二 能    藤原 有家  (新古今)
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2017/02/03

{瑠璃燈籠}~煌めく朱塗の回廊.王朝絵巻~[春日大社 節分萬燈籠]  













千とせまで かけぞまもる 氏人のかうべといます  君のたますき
[日本列島.冬型の気圧配置の影響で.日本海側は寒気や気圧の谷の影響!
雪や降雨.荒れた天気となっていますが 太平洋側は幸い高気圧に覆われて
鬼走り[追儺の行事]{節分祭}風はまだ冷たい感じ乍らも陽の光は
微かに暖かみを帯び始めた[大和路]
{東より 春は来ると 植ゑし梅}  (高浜 虚子)

[秋は金木犀.春は沈丁花]~沈丁花の香気{光の春幽玄の火に{息災}願う
春日大社[節分萬燈籠]が 催されました
[鬼やらい][鬼走り][厄払い][厄おとし][厄神送り] 等々と呼ばれている
『追儺の行事』心中の災いと 疫病をあらわすを追い払う{節分祭
招福を願う行事全国各地の社寺で催されました
皆さんの御宅でも 節分の夜は豆を撒いて鬼達を追い払い 
冬将軍に別れを告げ{ }を健やかに迎えられたことでしょう!
弐拾年に一度 社殿.大修復「式年造替」~{幽玄の世界}{
災害.復興.祈願}息災祈る{節分萬燈籠}
《御 灯》--日本人の伝えてきた素晴らしい伝統文化の真実を皆様方に
理解して頂きたい!
節分 万灯籠{御灯}(52)を春日大社から例年の事乍 御送付頂きました!

平成29特集『瑠璃燈籠』写真家松井良浩氏の20年に1(社殿大修復)
[式年造替] 奉祝万燈籠に初めて登場.灯明の炎が硝子通して揺れ恰も
瑠璃色の光が揺れる華麗な(釣燈籠)が表紙を飾っていました
[春日権現霊験記] にも描かれている『瑠璃燈籠』
[釣燈籠]の中でも最も古く式年造替に合わせて五基新調されましたが.
長暦弐年(1038)に藤原頼通が寄進[春日権現験記」四つの本殿の
軒先に1基ずつ緑色の燈籠が描かれていますね!
平安時代の『瑠璃燈籠』は奥州平泉.藤原氏が所蔵していた記録もあり
室町時代には正月の数日間点灯!
鎌倉時代に藤原頼通.奉納の『瑠璃燈籠』を基に新調.現存するのは
弐代目と考えられていますね!
『瑠璃燈籠』~正月の歳旦祭冬と夏の{萬燈籠}掛けられ
御灯が燈り.平安人も愛でたこの瑠璃色御覧いただければ~と
結ばれています(御灯.52)
{御 燈}は《北辰信仰》により--天皇が北辰{北極星}に灯火を捧げられる
宮中儀式、灯火を{御燈}と言われているそうですが{ }に奉る
{御灯}と解しても良いのではないでしょうか!
『春日権現霊験記繪』~春日明神の霊験の数々の詞書と絵華やかな
貴族の生活庶民の風俗.樹木と神山と鹿の信仰.神仏習合に基づく
春日浄土の世界絵 高階隆兼・西園寺公衡発願で 延慶2年(1309
春日社に奉納され稠密華麗.色鮮やかに綴られた{大和絵}一頂点と
さえ言われていますね!
幽玄の火に 息災願う春日社 節分 萬燈籠.東日本大震災.
紀伊半島大水害.犠牲者慰霊早期復興の祈り~《幽玄の世界》
平安朝の頃から庶民信仰が厚く藤原氏を始め一般国民から
奉納された境内にある 3000基!
萬燈籠-古いのは釣り燈篭.藤原頼通寄進した瑠璃燈籠(1038) 
石燈籠では若宮社の南方にある藤原忠通の寄進した
柚木燈籠- (1137)また飛火野横の参道には
立派な2つの{大燈籠}がありますね!
本殿前には東日本大震災.紀伊半島大水害犠牲者慰霊・早期復興の
祈りを込めた燈籠も散見されましたね!
崇敬者の願いを揉められた和紙が貼られ萬燈籠の日.舞楽奉納の後.
花山院弘匡宮司本殿前の「瑠璃燈籠」に点火!
回廊に吊るされた1千基の釣灯籠.参道脇に並ぶ2千基の石灯籠にも参列者の
各自が浄火を!~境内にある3000基全ての[萬燈籠] 火が灯されます
まるで 王朝.幽玄の世界が繰り広げられ本殿周辺は釣燈籠が並び 
朱塗の回廊を照らし恰も艶やかな平安朝の王朝絵巻の様ですね!
また燈籠が整然と並ぶ 二ノ鳥居から神苑付近も《蝋燭の明かり》
大和.春日社の[冬の夜]を照らし{幽玄の世界}が繰り広げられます
{萬燈籠} 江戸時代末頃までは{常夜灯}油料の続く限り毎晩燈されました
また{雨乞祈願}にも万燈が行われたとの記録がある様ですね!
萬燈籠は明治維新後一時 廃止されたが明治21年から再興されて
{節分と御盆}2 点火されています
近年は*(中元萬燈籠)814,15日   (節分萬燈籠)2月 節分日
節分萬燈籠・・・・諸願成就の祈願祭で舞楽が奉納されます
千とせまで かけぞまもる 氏人の かうべといます 君のたますき
[鬼やらい] [鬼走り] [厄払い] [厄おとし][厄神送り] 『追儺の行事』{節分祭}
「福は内へ いり豆の今夜もてなしに  拾ひ拾ひや 鬼は出)らん」(宗長)

豆を見て(もてなしか)と拾って食べていくうちに家から出て行く!
{豆まきには鬼を払う意味と豆を投げ与えて恵んでなごませる
意味の2つがある」{新谷尚紀・国学院大学教}
『穀霊信仰』農耕民族として長い歴史を持つ日本人「五穀」
{米、麦、ひえ、あわ、豆}に災いを払う霊力があると信じて来ました
古事記には米を始め穀物に由来のある神様が登場
今日でも神社などでは {散米}の行事が執り行われる祓いや清めの
目的で米をまき散らし米の霊力によって悪魔や悪霊を退散させる
「大豆の霊力を利用するのは『散米』と同じ」新谷教授
解説されていますね!
{邪気}~心中の災いと疫病をあらわす~{節分祭}
邪気を追い払い一年の無病息災を願う!
列島各地の社寺で {招福}を願う各種の行事が催されていますね!
元興寺は八雷神・元興神の鬼の発祥地!
元興寺に纏わる鬼[ガゴゼ][ガゴジ][ガンゴ]
{福は家の内に入るように}{鬼は自分の内から出るように}
「福は内!鬼は内!邪悪な鬼を退治する雷を神格化~[八雷神]
[元興神]~鬼の様な姿で表現されていますね!
「福は内」「福は内」「福は内」成田山新勝寺.鬼さえも改心させる
不動明王~[鬼は外]とは唱えず[福は内]を唱え!
横綱稀勢の里.市川海老蔵さん等が威勢良く豆を捲いていたそうですね!
[福は山」~御神体が三輪山{大神神社}善男善女 裃かみしも姿で
拝殿に登場 [ ]
京都 {千本釈迦堂}伝統の{おかめ福節分会}
千本釈迦堂の本堂が建立された780年前から催されている
{除災招福}の伝統行事ですね!
{おかめ}{赤鬼}{青鬼}が登場する狂言{鬼追いの儀}が披露されます
狂言は三人の{年男}が豆を投げても退散しない4匹の鬼のもとに
{おかめ}登場!笑みを見せると鬼がとたんに改心するという 筋書!
往馬大社 本殿前の祝詞舎でも総代さんが幸せと無病息災を願い
袋に入れた福豆四方に撒き社殿の周囲を埋めた多くの参拝者は
背伸びし腕を伸ばし乍ら[福豆]を競うようにして頂いておられました
小豆粥の振る舞いがあり身体も温まりこの一年の幸せを
祈念し乍ら 美味しくいただきました
{東より春は来ると植ゑし梅} (高浜虚子)
{天深く春立つものの芽を見たり}(加藤 楸邨)

千とせまで かけぞまもる 氏人の 
             かうべといます  君のたますき
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