『いかるがの わさだの くろに かりほして
はにねらすらむ ながきながよを』
(會津八一) 歌集「鹿鳴集」
(7月1日の京都下京区の長刀鉾町「吉符入」から31日の疫神社(夏越祓)迄1カ月に渡る(會津八一) 歌集「鹿鳴集」
『洛中の いづこにゐても 祇園囃子』(山口誓子)
神事で始まる(京都の夏)~疫病退散を祈願した(祇園御霊会)が始まり.京都八坂神社の
お祭り(祇園祭)京都.祇園祭.前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)
「動く美術館」といわれ豪華な装飾品に彩られた23基の山鉾が 都大路を優雅に
進み沿道に詰めかけた方々12万人!
今年は祇園祭が始まって『1150年』の節目と言えますね!
『鯉山の 飛沫か汗か 鉾の衆』 (能村 登四郎)
令和初の巡行午前9時過ぎ先頭の長刀鉾が四条烏丸を出発⇒四条河原町の交差点等.
山鉾の進行方向を90度変える豪快な「辻回し」が披露されましたね!
後祭(あとまつり)は7月24日~山鉾巡行では193年振りに唐櫃による巡行復帰を
果たした(鷹山)を含む11基の山鉾が都大路を進みますね!
『白炎天 鉾の切尖 深く許し』 (橋本多佳子)
(国立奈良博物館)で名品展 「珠玉の仏教美術」[法徳寺の仏像 ―近代を旅した仏たち―]等
観賞の後必ず寄るのは登大路町の県立美術館です!
「富本憲吉入門―彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか」
奈良県安堵町出身の重要無形文化財保持者(人間国宝)文化勲章受章者の富本憲吉さんの
作品約160件!~県立美術館.新収蔵.初出展作品21件や開館記念展!
昭和48年以来.46年ぶりの出展!
「暮らしを豊かにする陶器」に拘った富本憲吉さんの生涯を辿る様な豪華な
作品の数々に堪能致しました!
「富本憲吉のデザインは安堵や大和の風景や植物が採用されている。
大学では室内装飾の図案を学び、陶芸家として動き出したのは27歳のとき。
『暮らしをどう豊かに彩るか』に強い関心があった」学芸員.飯島礼子さん(談)
46年振りに出展された「白磁壷」(昭和8年)(穏やかながら存在感があり
富本さんが重んじた形が生み出す美を感じられる)と解説されています
四弁花模様は富本さんが創作した代表的な模様!(色絵四弁花模様香炉)
(昭和19年)~ 初出展ですね
(色絵四弁花更紗模様六角飾筥)(昭和20年)華やかな色使いで動感のある作品
「大和時代」「東京時代」「京都時代」の三つに分けて紹介されています!
富本憲吉入門(彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか)展示会場内.直接写真撮影は
禁止の為.陶芸作品はポスターから借用しました
「憲吉が訪ねたぬくもりのある焼物」安堵町.携展示パネルや展示9点「九谷焼」
「信楽焼」との関わり和装の憲吉柄を紹介されています(1Fギャラリー)
明治37年東京美術学校(東京藝術大学図案科入学.明治41年(1908)ロンドンに留学.
帰国後に親交を結んだバーナード・リーチの影響で大正2年(1913)に楽焼の制作を
始めほぼ独学で陶芸の道を歩み始めた.郷土を代表する芸術家.憲吉さんが訪ねた
温もりのある焼物(彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか!(9.1迄)
蝉時雨の只中.盛夏の奈良で美術鑑賞も一興ですね!
『いかるがの わさだの くろに かりほして
はにねらすらむ ながきながよを』
はにねらすらむ ながきながよを』
(會津八一)歌集「鹿鳴集」
『カシオペヤ 天鉾を立つ 御遷宮』(山口誓子)LINK Lucky PAL (PAL is My Family)
http://okamotogen.blogspot.com/
http://okamotogen.blog.fc2.com/
http://gen-okamoto.at.webry.info/
http://blog.goo.ne.jp/gogogen2000
http://blogs.yahoo.co.jp/gogogen2005