2019/12/05

(強い気持ちの同士が新たに集い「伝統と変革」「継続」を旨に・新生~「大須演芸場」⇒⇒伊勢.名古屋.東海行き(PART Ⅰ)


                                    



          伊勢は 津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は 城で持つ『伊勢音頭』
拾年掛かりで復元された名古屋城(本丸御殿)完成記念で御披露目されたのが『尾張万歳』
お笑い芸(漫才)(万歳)⇒『尾張万歳』江戸時代より御正月や新築の御祝い等に
披露されていた(伝統芸能)と言えますね!
『極月や 騙され笑ふ 太郎冠者』(芝尚子. あを)
伊勢.名古屋.東海へと小旅行と洒落込んだものです
徳川家康が名古屋に移した『大須観音』さん
岐阜の大須にあったのを 徳川家康(那古屋)を新しく築き.町の繁栄の為に
慶長17年に 『大須』をこの地に移したとされていますね!
『大須観音』の御開山は能信上人で伊勢大神宮に百か日.籠り世の人々の御救い
お恵みを頂く為御祈願されると霊夢によりお告げがあり四天王寺の観世音菩薩の
御姿が現れたそうです
御本尊の霊験は響き渡り信長が寺領五百石を寄進し家康の世には真言宗智山派の
別格本山.北野山.真福.寶生院として栄え大須観音さんと親しまれ大須界隈は
『大須観音』『万松寺』門前町として賑わって来ました
『芸どころ名古屋』芝居小屋が建ち並んだ(大須)
大須観音の隣に中京地方唯一の寄席『大須演芸場』
名古屋で唯一の(常打ちの寄席)だった事でも知られていましたが客が1人しかいない中で
上演常に経営難で演芸場の苦境を知り(古今亭志ん朝)独演会を開いて応援する等.
閉鎖の危機を乗り越えたことでも知られています(朝日新聞報道)
『大須演芸場』リニューアル開場(20159)
毎月1-10日の上席のみ寄席を開催.残りの日は貸席として演芸に関する催し物.非公開の
企業セミナー等として活用され⇒今年6月定席を7日に短縮されています
昨年5月「たけしがナゴヤにやってきた」(2018)ビートたけしが(大須演芸場)
訪れた様子が(東海テレビ)で放送され(浅草演芸ホール)(新宿末広亭)の噺家・
メンバー等々の出演が有り(客が1人しかいない演芸場)から完全に脱皮し
賑わいをみせていましたね!
笑福亭仁智.桂文之助.桂花団治.露の瑞.笑福亭たま等による『上方落語まつり』
来年2月に予定され(2020.2.89)⇒名古屋の噺家さんと江戸.上方落語
交互に楽しめる寄席ですね!
『大須演芸場』(ごあいさつ)を参考迄に記します
「江戸が徳川吉宗による享保の改革により質素.倹約を強いられていた当時 
尾張では御三家筆頭である尾張徳川家の第7代藩主徳川宗春開放政策規制
緩和を行い芸術.芸能を厚く保護し空前の繁栄を見せます」
「芝居小屋が建ち並ぶ大須界隈は芸どころ名古屋中心地であり以来大須は町人たちに
愛され続けてきました.この伝統を受け継ぎ今をさかのぼること約50年.
大須演芸場は誕生しました
かつては常打寄席所として連日連夜の賑わいを見せていましたが近時は経営体制や建物
老朽化の問題等から閑古鳥が鳴く状況となり平成262.やむなく閉館となりました」
「今般.大改修工事を行った上『大須』と芸能を愛する強い気持ちの同士が新たに集い
(伝統と変革)(継続)を旨に新生『大須演芸場』が開場します」
『酒旨し 師走に友と 歌ふ時』  (大三)
『鯛焼屋濃く焼き師走の色といふ』 (林 翔
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