天平勝宝(752年)~連綿と途切れず
幾多の辛酸を潜り抜け1250年以上に渡り
連綿と続けられ開行以来一度も途絶えた
ことがない「不退の行法」
厳格な清浄さで 慰霊と災害.復興への 祈願!二月堂本尊の十一面観音に人々の罪を 懺悔
{五穀豊穣}{万民快楽}---幸せを祈る 東大寺二月堂.修二会今年は1268回目を迎えました
『東大寺二月堂の修二会(お水取り)の由来』
(天平勝宝3年10月.東大寺開山の良弁僧正の高弟.実忠和尚が 笠置寺で修行中.山中竜穴を
見つけ北に一里程行くと兜率天の世界があり様々な内院を参詣していると常念観音院で
多くの聖衆が仏前に懺悔する悔過の行中に生身の観世音菩薩が出現され(実忠和尚実忠は
感激し聖衆に是非ともこの行法を下界に持ち帰りたいと希望しましたが~~
兜率天の一日は人間世界の400年に相当この行法を人間世界で行うと数百年も掛かり
生身の観音も必要~諦めよと言われたが実忠は千べんの行法と言え走ってやれば
数を満たし誠をつくしてやるなら観音も出現されよう~~
大仏開眼の2ケ月前.天平勝宝4年2月1日二月堂で修二の悔過を修したのが二月堂(修二会)
(奈良国立博物館.東大寺.仏教美術協会.説明文より)
奈良国立博物館・特別陳列「お水取り展」特別企画「お水取り展鑑賞とお松明」
[不退の行法]二月堂の修二会(お水取り)の時季毎年開催される恒例の企画!
実際に法会で用いた法具・歴史.伝統を伝える絵画.古文書.出土品等
貴重な資料.画像が展示されています
(重要文化財. 十一面観音像)
雲にのり海上を飛来する十一面観音が描かれて二月堂修二会の本尊が補陀落山から
海を渡り飛来したという説話を想起させる図様
(二月堂縁起)(二月堂神名帳)
修二会を創始.良弁僧正の高弟.実忠和尚が60年間.観音の前で毎年14日間(六時の行法)
修二会の創始から二月堂観音の利益までの説話を表した絵巻や練行衆が1日に
6度おこなう勤行初夜の行中に読み上げられる[二月堂神名帳]
『十一面観音』の前で心身を清めた(練行衆)が宝号を唱え荒行によって懺悔
併せて天下安穏を祈願される「不退の行法」東大寺二月堂(修二会)
天平勝宝(752年)より連綿と途切れず幾多の辛酸を潜り抜け1250年以上に渡り
連綿と続けられています!
ゆくりなき もの の おもひ に かかげたる
うで さへ そら に わすれ たつ らし
けふ も また いくたり たちて なげき けむ
あじゆら が まゆ の あさき ひかげ に 『山光集』 (会津八一)LINK Lucky PAL (PAL is My Family)
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