♪ 伊勢の神崎.国崎の鎧. 波切大王なけりゃよい~
熊野灘と遠州灘を分ける 海の難所 大王崎! 太平洋の荒波が寄せる岸壁の先端
志摩半島 東南端の.波切にある白亜の [大王崎灯台]
大海原の向こうに 神島や渥美半島も~多くの画家にも親しまれ ~
[絵かきの町]としても超有名ですね.
『たびごころ もろくなり来ぬ。志摩はて安乗の崎に 燈の明り見ゆ』釈迢空
大王崎にある 灯台から 遥か彼方まで広がる海が見える.その灯台のそばから
中沢新一が折口信夫の(まれびと)の発見をめぐって話す.
二十代の折口が 伊勢.鳥羽.熊野大社.串本.田辺.和歌山と回る旅をした時の
体験が.のちに「妣(はは)が国へ・常世へ」
「光り充つ真昼の海に突き出た大王が崎の尽端に立った時.遥かな波路の果に.
わが魂のふるさとのあるような気がしてならなかった.これをはかない
詩人気どりの感傷と卑下する気には.今もってなれない.
これはこれ.かつては 祖々(おやおや)の胸を煽り立てた懐郷心の間歇遺伝と
して現れたものではなかろうか」
[古代から来た未来人. 折口信夫] では「折口信夫のような 奇跡的な 学問を
なんとかして自分でもつくってみたい. それが 私をこれまで 突き動かして
きた夢だったような気がします」(中沢新一)
古代を実感することを通して. 日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家
折口信夫.若い頃から彼の文章に惹かれてきた中沢新一は未来的な思想を
鮮やかに描き出しています.
「まれびとの座」折口信夫と私 (池田彌三郎)
[妣が国へ.常世へ 異郷意識の起伏 折口信夫 折口信夫師の「妣が國へ.常世へ]
未だ 偶生には 理解できない点が多々ありますが~太平洋の荒波が寄せる
岸壁の先端.志摩半島 東南端.波切の [大王が崎]
志摩はてを眺め 感無量になった次第です.
(真珠筏や 美しいリアス海岸) ⇒英虞湾!
G7伊勢志摩サミット(2016年)の 会場で(志摩観光ホテル)~自然に溶け込む
風格が~造形は竣工当時のままで銅板葺きの屋根の緑青色が 歴史を感じさせ
志摩観光ホテルに定宿の 山崎豊子さんが 小説 [華麗なる一族]の 執筆にも
使われたデスクも展示されています.
紺碧の 英虞湾を眺め 16世紀のスペイン帆船型遊覧船「エスペランサ」に
乗って優雅で快適な1周50分のクルーズも一興ですね.
LINK Lucky PAL (PAL is My Family)
http://okamotogen.blog.fc2.com/
http://okamotogen.blogspot.com/
http://gen-okamoto.at.webry.info/
http://blog.goo.ne.jp/gogogen2000