2015/11/15

[鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は~『鎌倉文士 前夜とその時代』~(鎌倉文学館)

{公孫樹}{錦繡} 昨今の瑞穂の国は
{山茶花 梅雨}!
冬と春の間の長雨は{菜種梅雨}
夏と秋の間が{秋雨}晴れの天気の多い
西日本.東日本の太平洋側で
この季節に雨の多い状態の{山茶花 梅雨

[ゴジラ エルニーニョ]~クリスマスの頃
海水温の変化により鰯が不漁になることを指し
ペルーの漁師達が{エルニーニョ}[神の男子]
名付けたのが始まりの貿易風の弱まり.
日射の強弱.月の潮汐.熱帯地方の火山噴火等が影響を
及ぼすのではないかと指摘する研究者もおられますね!

{花の都一時戦場化!~悲惨な{巴里}同時多発テロ!
[We are not afraid,we are not afraid!]
我々は恐れない・我々は恐れない!
{三色旗が彼方此方にはためき仏蘭西国歌の
合唱が何度も何度も巻き起こっていましたね!
{テロに屈しない テロに屈しない!}
ただ断じて許容されない 憎しみによる{テロ行為}
報復の連鎖は人類の叡知で避けて頂きたいものです!

{箱根路}{鎌倉}Tドラマで楽しんでいるレトロ調{江ノ電}
急遽 乗車と洒落込込んでみました

{江ノ電}鎌倉高校前駅ホーム 湘南の海.江の島を展望!


七里ヶ浜.稲村ケ崎.極楽寺.権五郎神社.長谷駅!~{美男におはす
鎌倉の大仏が鎮座されている{高徳院}~{鎌倉大仏}
国宝.阿弥陀如来像.像高.11.39m.台座を含め13.35重さ121ton
鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は
       美男におはす夏木立かな} (与謝野晶子)
{東大寺.盧舎那仏}大仏さんの 御顔は如何でしょう?

箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や
   沖の小島に 波の寄る見ゆ
      征夷大将軍 源 実朝『金槐和歌集』
甘縄神明神社を左に~{由比ヶ浜大通り}を東へ
逸る心を押さえ急いだのが {長谷}の宰相佐藤栄作別荘!
三島由紀夫の[春の雪]の一場面としても登場する相模湾を見下ろす
谷戸の中腹~{鎌倉文学館}~{招鶴洞}潜ると錦秋の眼前に現れました
大海の 磯もとどろに よする波 
   われてくだけて さけて散るかも 征夷大将軍 源 実朝

{鎌倉文学館}~開館30周年記念特別展(12.13迄)
[鎌倉文士 前夜とその時代]が開催されています
{里見弴.大佛次郎.久米正雄~小林秀雄.林房雄.深田久彌.川端康成らが
移り住み暮らす鎌倉!
開館30周年を記念~鎌倉文士を[文學界]鎌倉カーニバル.ペンクラブ.貸本屋
鎌倉文庫(鎌倉アカデミア)等々の豊富な貴重な資料が紹介されていますね!
{明治・大正・昭和~鎌倉ゆかりの作家}~夏目漱石.島崎藤村.有島武郎.
国木田独歩.芥川龍之介.中原中也.萩原朔太郎.吉井勇.与謝野昌子等々
鎌倉ゆかりの文学者は3百人を越えると言われていますね!
{鎌倉ゆかりの文学}~常設展では綺羅星の如く{鎌倉文士}文豪の
原稿.手紙.愛用品等が所狭しに展示されており感激のあまり
時を忘れてしまう程でした
{鎌倉文学館}には多くの文学碑.外灯碑文が散在!
鎌倉の見越の崎の岩崩の   君が悔ゆべき心は持たじ 萬葉 巻14東歌)

「鎌倉は生きて出にけん初松魚」{松尾芭蕉}

冷やかな鐘をつきけり円覚寺」{夏目漱石}

鎌倉の七谷八崎秋たけて    白き霞をまとふかなしさ {吉野秀雄}

夏は来ぬ相模の海の南風に  わが瞳燃ゆわがこころ燃ゆ {吉井勇}
 加賀百万石藩主.前田利家の系譜.旧前田侯爵家別邸.大理石の玄関.暖炉
飾り窓の装飾~ステンドグラス.半六角形の張り出 し窓.半円形欄間の
飾り窓等が素晴らしい{鎌倉文学館}の本館~広大な敷地!
{薔薇園}を始め{皇帝ダリア}.綺麗な{紅葉}等々四季折々の
花が咲き乱れていましたね!
文学碑.外灯碑文.特に印象に残ったのが子規の歌
人丸の のちの歌よみは 誰かあらん 征夷大将軍 源実朝
[正直に申し候へば万葉以来実朝以来一向に振ひ不申候]
正岡子規{歌よみに与ふる書}でこう述べていますね
[実朝の歌はただ器用といふのではなく力量あり見識あり
威勢あり時流に染まず世間に媚びざる処~]
[強ち人丸.赤人の余唾を舐るでもなく固より貫之.定家糟粕を
しやぶるでもなく自己の本領屹然として山岳と高きを争ひ日月と
光を競ふ処.実に畏るべく尊むべく覚えず膝を屈するの思ひ有之候]
{江ノ電~七里ヶ浜へ南下せず
由比ヶ浜大通りを東へ
鎌倉駅から小松通り~鎌倉市雪ノ下
{由比郷 鶴岡}若宮大路{鶴岡八幡宮}
参拝.錦秋の鎌倉を逍遥致しました
鎌倉の山あひ日だまり冬ぬくみ
          摘むにゆたけき七草なづな  {木下利玄}

箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や
               沖の小島に 波の寄る見ゆ
                源 実朝『金槐和歌集』
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