2018/09/25

『釆女』(謡曲)の 題材にもなった(帝の寵愛を受けていた采女)~猿沢の池もつらしな 吾妹子が~「中秋の名月」の日に行われる『釆女祭』



『猿沢の池もつらしな 吾妹子が
      たまもかづかば 水ぞひなまし』
                            日本古典文学大系『大和物語』 第百五十段  
『わぎもこの ねくたれ髪を 猿沢の池の
                                 玉藻とみるぞ かなしき』(柿本人麿) 
(奈良時代)帝の寵愛を受けていた(采女)帝の心変わりにより寵愛を受けが無くなった
事を悲しみ猿沢池の畔の柳に自らの衣を掛けた上で猿沢池に自ら入水した~『釆女伝説』 
謡曲『釆女』の題材にもなった采女伝説で『枕草子』に取りあげられ. 猿沢池の
東の堤には釆女が入水するとき衣を掛けたという(衣掛柳)石碑もありますね!
「中秋の名月」の日に行われる『釆女祭』
毎年「中秋の名月」の日に行われる「采女祭」今年(2018)の中秋の名月の日~(924)
「采女祭」前日に采女神社で「宵宮祭」が行われ「中秋の名月」当日17時は
「花扇奉納行列」秋の七草で造られた「花扇」と呼ばれる飾り物を乗せた
御所車や稚児たちや十二単を来た(花扇使)「天平衣装」で着飾り三条通りを
JR奈良駅から采女神社まで奈良のまちを練り歩きます 
春日大社の神官による神事(18)[花扇]が奉納され19時頃.雅楽が演奏され猿沢池の上を
(花扇)(花扇使)乗せた2隻の「管絃船(龍頭・鷁首)」が巡りますね
華麗に光り輝く燈籠と池に浮かぶ船と言う幻想的な「花扇」本体が池に浮かべられ
『釆女祭』は佳境! 
(釆女神社の鳥居)が東にあるのに社殿が西向き!~釆女の霊が池を見るのが辛い!
興福寺別院の北東隅にあったが現在地に渡り東から出入りするようになり鳥居が建った
(奈良坊目拙解)この様な説もありますね 
采女神社では(糸占い)[月明かり]の下で(赤い糸)針に通すことが出来れば願いが
叶うとされる(糸占い)
三条通り周辺では夜店や屋台で賑わっています!
悲恋の[采女伝説]に由来する仲秋の名月の日~古都・奈良の優雅な風物詩と言えますね! 
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2018/09/09

『八大竜王 雨 やめたまえ~』~九が重なる9月9日~菊の香りを移した菊酒を飲み~『秋きぬと 目にはさやかに~』(重陽.重九)~{重陽の節会} 




『秋きぬと 目にはさやかに 見えねども

風の音にぞ 驚かれぬる』(藤原敏行)
                         (古今和歌集)

99日は 五節句の一とされている「重陽・重九」

陰暦 九月九日~古来 中国では 奇数は縁起の良い陽の数とされていますが
一番大きな陽の数である 九が重なる99日~菊の香りを移した菊酒を飲み
邪気を払い長命を願うと言われています「重陽」として「節句」の 一つですね!
『九月十日即事』(李白)
[九日龍山飲](九日 竜山に飲む)
九日龍山飲  九日 竜山に飲めば
黄花笑逐臣  黄花 逐臣を笑う
酔看風落帽  酔いては看る 風の帽を落すを
舞愛月留人  舞いては愛す 月の人を留むるを
(99)(キューキュー)の語呂合わせから救急医療の大切さを理解する(救急の日)
厚生省(旧厚生労働省)1982年に制定!
救急業務や救急医療.理解と認識を深め 救急医療関係者の士気を高める日でも有ります!
古代中国では {翁草}{千代見草}{齢草}{邪気を祓い長生きする効能}があるとされ
この日 中国では{茱萸--グミの実}を袋に入れて(登高)という丘に登り~菊の香りを
移した菊酒を飲み邪気を払い長命を願うという風習!
『九月十日即事』(李白)
昨日登高罷  昨日 登高罷み
今朝更挙觴  今朝 更に 觴を挙ぐ
菊花何太苦  菊花 何ぞ太だ苦しき
遭此両重陽  此の両重陽に遭う
我が国では(奈良時代)から 宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われ平安時代には
(重陽の節会)菊の被綿~重陽の節句の前夜にまだ蕾の菊の花に綿をかぶせて 
菊の香りと夜露をしみこませる宮中の女官達の様子等が(枕草子.紫式部日記)
綴られていますね!
(江戸時代)には(武家の祝日)になったそうで旧暦の99日~現在では10月になりますが
収穫の秋~農山村等では{栗の節句}とも呼ばれ栗御飯などで{節句}を祝っていますね!
京都.嵐山中腹の虚空蔵法輪寺.重陽の日.菊酒を飲み 厄祓い 綿をのせた菊の花から
降りた露で体を拭うと(長寿)になるとされる菊の被綿」が催されています!
上賀茂神社では 無病息災を祈る{重陽の節会}
現在でも行われ~境内細殿前の土俵の左右から弓矢を手にした二人.刀弥が
横とびしながら2つの立砂の前へと現れ「カーカーカー」「コーコーコー」
烏の鳴きまねをした後子供が相撲を行う烏相撲
{菊の被綿}等の神事が催されていますね!
{正月七日} 人日.七草粥を食べ邪気を祓う {七草の節句}
{三月三日} 上巳の節句 雛祭り {桃の節句}{草餅の節句}
{五月五日} 菖蒲の節句.菖蒲の語が{尚武}幟や兜飾りを行う男子の節句{端午の節句}
{七月七日} 牽牛星.織女星の星祭り伝説  {七夕の節供.笹の節句}
{九月九日} 重陽{菊の節句}陽数の極である「九」~重なることから目出度い日
{七草粥}から 邪気を祓い長寿を祈る{観菊}
我が国では四季折々の趣のある(節句)が連綿と伝承されて来ましたね!
《二百十日》~中国大陸.朝鮮半島等の暦には見当ら無いが広範囲に浸食する大雨
繰り返し襲う暴風.台風.津波.地震等々自然の猛威から逃避出来ない《日本 列島》
古来この大自然を先人達が黙々と大地を耕しまた大海の恵みを受け乍ら育んで来ました
折口信夫(釈迢空)先生を始め柳田国男南方熊楠等 大人達が悠久に人を育んで来た
豊かな自然.大地を自ら歩き~語り乍ら多くの書物に綴られていますね!
自然を克服する西洋文明)とは異なった(日本列島)の大自然と 共存する
《二百十日》古来の 叡智だ!とも 思慮されますね!

『八大竜王 雨 やめたまえ~』(第三代将軍 源実朝)
『ときにより 過ぐれば 民の嘆きなり
           八大竜王 雨 やめたまえ』
若き鎌倉幕府 第三代将軍 源実朝~八大竜王に必死に祈り 懇願している様子が
謳われて過ぐれば~民の嘆きとなる~なんとか 雨を止ませて欲しいと八大竜王
祈っていますね!
竜王への祈祷は同時に{稲作国 日本にとって水は命の綱}~古来 雨乞い~雨を願う
祈願は 全国各地に残っていますね!
{} 新潟では~弥彦山の竜王と 国上山の竜と相談されて 雨さめたのむ~~
徳島では~雨たまわれ竜王いのう 天は雨ではないかいな~
                     大雨降らせろ 竜神なあれ{千葉}
そして{二百十日}が過ぎれば(彼岸)中秋の名月{2018 9.24}--我が家の庭の虫の音も
心成しか次第に強くなって来た様です

My life is my message~({Mahatma Gandhi)わたしの人生は わたしの 詞 そのものです

17年前(2001) 世界中を震撼させた『9.11』巡ってきました

September 11, 2001  Terrorist Attacks 
(米同時多発テロ)崩壊した世界貿易センタービル犠牲者は 2977{内日本人24}にも
達し米国を象徴する 世界貿易センタービルが崩れ落ちた史上最悪の同時多発テロから
17世界中を震撼させた事は永遠の悪夢.記憶として残っていますね!
{米国と共にあるかテロリストと一緒になるかだ}ブッシュ前大統領が始めた 
対テロ戦争!6千人以上の米兵が戦死--負傷者は55万人を超え~医療費{負傷兵}
戦費は 4兆ドル(309兆円)超にも達するとも言われていますね!

{世界が一つになって欲しい}~テロが無い世界の実現を!~ジョン.レノンの 
あの素晴らしい歌を想い出しました

IMAGIN (John Lennon
Imagine all the people  living for today...
{想像してみようよ! 皆が今日の為に生きていること}
I hope someday you'll join us and the world will be as one
{何時か 君達も一緒になって 世界が一つになって欲しい・・・}

In this life we cannot do great things. We can only do small things
  with great love--- (Mother Teresa of Calcutta )
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