2015/08/15

芸能を愛でられる春日明神~{祝式年御造替}~朱塗の回廊.王朝絵巻 {中元萬燈籠}

{悠久の煌めき}春日社.幽玄の美(中元 萬燈籠) 
中元 萬燈籠~御灯{{みあかし} 49
春日の社の信仰の世界{春日権現験記絵}
《御灯-日本人の伝えてきた素晴らしい
伝統文化の真実を理解して頂きたい
 
{春日権現験記絵} 巻7{経通卿事}
{近真陵王事}~{芸能を愛でられる
春日明神}を春日大社から御送付頂き
本当に有難う御座います

春日権現験記絵』は延慶2 {1309}
西園寺公衡を願主とする藤原一門が
文を起こし高階隆兼が絵に現した
 {春日の神}の霊験物語60近くの絵と
文章で綴られた20巻にも及ぶ {絵巻}です

 {春日権現験記絵巻}~春日信仰~過去を踏襲しつつ
{春日若宮}といった新たな信仰を取り込み隆盛する
{春日大明神}寿ぎ今の未来の藤原氏を予祝した!
とも言えますね! 
春日大神様の御恵みと先祖の御恩に
感謝の誠を~春日社.中元 萬燈籠 
平安朝の頃から庶民信仰が厚く藤原氏は基より広く 一般国民から
奉納された境内にある{萬燈籠}は3000基!
古いのは釣り燈篭で藤原頼通の寄進した瑠璃燈籠(1038)

石燈篭では春日 若宮社の
南方にある藤原忠通の
寄進した柚木燈籠(1137) 
また飛火野横の参道には
立派な2つの大燈籠が
ありますね!

崇敬者の願いを揉めた
和紙が貼られ{萬燈籠の日
花山院弘匡宮司が
この本殿前の{瑠璃燈籠}.
中門の{燈籠}に点火!
回廊の 釣り燈籠や 参道脇の石燈籠が
次々に明灯りが燈され 参列者の各自が
浄火を入れ~境内にある約3000基の
全ての萬燈籠に火が灯されます
まるで幽玄の世界が繰り広げられます
特に本殿周辺の回廊にも燈籠は
朱色の回廊を照らし恰も平安朝の
絵巻物の様ですね!
 
以前は油料の続く限り
毎晩点燈された様ですが
雨乞祈願には万燈が行われた
記録がありますね!
萬燈籠は明治維新後一時
廃止されたが有難い事に
明治21年から再興されて
つまり明治維新の神社改革で廃止され
明治21年に現在の形で再興されました
{萬燈籠}とは神社の隆盛の{}だった
とも言われていますね!
{東日本大震災}~祈る置き行燈も
多く見られましたね!


萬燈籠に先立ち奉賛者祈願が行なわれ舞楽.神楽
(中元の814日は 舞楽815日は神楽){直会殿}にて奉納され
夕闇が迫る頃~参道に立ち並ぶ2000の石燈篭と回廊・拝殿の
釣燈篭1000の全てに火が灯されますね! 
近年は *(中元萬燈籠) 814,15
*(節分萬燈籠)  2月 節分日
節分萬燈籠・・・・・諸願成就の祈願祭で
舞楽が奉納されます
中元萬燈籠・・・14日には舞楽 15日には
神楽が奉納されます 
{祖先祭}冥福向上の 御祈祷
同時に催されているが先祖の御恩に感謝し
御冥福を御祈りする~春日の大神様の
御導きで御先祖は安らかに御暮らしになり
その幸せは~やがてこの世に生きている
私達にもたれされる~安らかなる
冥福向上の祈祷祭も催されています 
{東大寺  万灯供養会}


大仏殿正面の観相窓.桟唐戸が開かれ普段は参道から拝見出来ない
大仏様の御顔厳かに灯火に浮かび上がっています 
大仏殿内では三界の諸霊の追善供養!
僧侶が『華厳経』を読誦して法要されましたね! 
高円山~ {大文字 送り火}~大文字送り火と言えば {京都 五山送り火}
「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」夏の夜空を(五山)
東から西へ燃え上がり御盆に迎えた精霊を送り.無病息災を祈る
室町時代以降の壮大な京都の伝統行事ですね!
小生も京都テレビ{五山送り火} 2015LIVE !
毎年 魅せられた様に観ていました(8.16) 
大和では今年で56回目戦没者や災害犠牲者を慰霊する
大文字送り火」~春日大社境内の飛火野で慰霊祭が営まれ.
午後8時に164mある「大」の字が南都の暗闇に浮かび上がりました
 {盆の月}~夜の奈良公園の8つのエリア!
幻想的な20000本の蝋燭で彩られ灯りのイベントが繰り広げられています 
{盂蘭盆の日} 我が家(寓居){写真)には八百萬の神々
慈悲深い仏様の御座します 
今日(2015/08/15) 70回目の{終戦記念日}戦没者を追悼し
国民の全てが心から平和を祈念する日ですI appreciate it. 

{六甲おろし}轟く甲子園球場
今は高校.球児聖地の風情!
勝ち抜き戦ゆえの 非情は球趣を盛り上げ.
敗れて夢から現実に戻っていく
高校野球.球児チームに溢れる
スタンドの拍手は温かいですね 

紺碧の天空 燦燦と注ぐ 太陽の恵みを受け
我が家の太陽光発電システム (太陽光 発電所)
 
{夏の味覚
 トマト}  
今年も豊作です
有難う御座います
One For AllAll For One!一人は皆の為に皆は一人の為に!

鳴神の 音のみ聞きし巻向の 檜原の山を
    今日見つるかも {柿本朝臣人麻呂歌集}
       『山を 詠む』 (萬葉 巻 7-1092)
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