2019/04/01

(佐保川の 清き河原に鳴く千鳥 かはづと二つ 忘れかねつも~『桜ばな いのち一ぱいに 咲くからに~「五泣百笑の奉行」奈良奉行「川路聖謨」(百花繚乱の『令和』①


『桜ばな いのち一ぱいに 咲くからに
   生命をかけて 我が眺めたり』(岡本かの子)

『令和』の幕開けは(百花繚乱)⇒奈良地方気象台~奈良市東紀寺町の奈良女子大学附属
中等教育学校に変更されたソメイヨシノ(標本木)サクラ(ソメイヨシノ) 開花したと
発表ましたね!(3.29) 今年の開花は 去年より5日遅いものの平年並みで[ようやく
咲いてほっとしました](木守主任技術専門官)
桜前線は5月迄.日本列島を染め~時至れば咲き.散る!
[花は 満開の時だけを めでるものなのだろうか](兼好法師)知性.感性を総動員し 花を
味わい尽くす そんな姿勢に自然の摂理への畏敬が潜んでいますね!~(徒然草)
(春入桜花満山白~吉野山の千本桜[200種類の白山桜] 桜の大半(山桜)が咲き誇る日が
待ち遠しいものです
日本で一番早い桜は 沖縄~名護城の濃いPinkつり鐘状の寒緋桜.カンヒザクラですね!
北の大地.北海道は{蝦夷山桜.エゾヤマザクラ}
日本三大桜は福島三春町[三春滝桜](ベニシダレザクラ)
山梨県北杜市の[山高神代桜](エドヒガンザクラ)
岐阜県本巣市の[根尾谷 淡墨桜](エドヒガンザクラ)
大正 11 (1922)に国の天然記念物に指定!
気象庁が桜の開花.満開を観測するのは61地点{}{染井吉野}の標本木の 
開花状況を全国各地で観測しています
江戸の{染井村}の植木職人によって育成された{}
{吉野}.{吉野桜}として売られていたが上野公園の桜の調査{1900}により~吉野山の
{ヤマザクラ}混同される恐れが有る為~{日本園芸雑誌}において{染井村}の名を
取り染井吉野と言われていますね!
「第23回佐保川・川路桜まつり」~47()
「五泣百笑の奉行」()奈良奉行「川路聖謨」

(船陵学舎の跡)[奈良県商業教育発祥の地]()
小生の母校(奈良商業)の校門前に商業教育発祥の地()が建てられています
⇒(.奈良県立大学)近くを流れる『佐保川』沿いには綺麗な(紅枝垂れ桜)
[船橋通り商店街の北にある下長慶橋から大和郡山市.市境付近までの堤上に1000本もの
桜並木が延々と伸び(桜並木)を散策する人.桜を愛で川辺に佇み.春の日を満喫する人達で 
毎年賑わいを見せていますね!
佐保川の 清き河原に鳴く千鳥 
                          かはづと二つ 忘れかねつも
千鳥鳴く 佐保の河門の清き瀬を
                              馬うち渡し何時か通はむ
()~奈良奉行「川路聖謨」~「五泣百笑の奉行」
JR関西本線と交わる踏切.東側に川面へ威風堂々と大きく枝を張りだす樹齢は160年を
超える老木2本!
幕末.奈良奉行を務めた川路聖謨(180168)が植えさせたとされ地元の人々は~(川路桜)
[五泣百笑の奉行]~泣く()は博徒.厳しく監督される役人.裁判期間が短縮化されたために
滞在客が減った公事宿[裁判関連の宿泊施設]等を指し.笑う()とは百姓を指したそうです
[博徒の取り締まり.犯罪対策や裁判事務の迅速化を進め官民の拠出による貧民.病人の
救済事業.墨や武具など地場産業の振興にも注力したそうですね!
小説「落日の宴 勘定奉行川路聖謨」(吉村昭)戊辰戦争での江戸開城に先立ち幕府に
殉じて短銃で自ら命を絶った(川路聖謨)について.後書きには[幕末に閃光のように
ひときわ鋭い光彩を放って生きた人物]と評していますね!
[植林.植樹にも注力し奉行所付属の山が乱伐で荒れて植林に踏み切り50万本の植林.植樹
古都の景観.整備東大寺.興福寺を中心に数千本の桜や楓を植樹!
佐保川沿いの(川路桜)等もこの時.植えられました
[五泣百笑の奉行]川路聖謨の思いを継ぎ佐保川沿いの[佐保川・川路桜保存会]
皆さん方が桜を守り育て乍ボランティアで環境.管理を続けておられますね
今年は「第23回佐保川・川路桜まつり」「佐保川桜まつり燈火会(第20回)
書画の描かれた手づくりあんどんの風情!
夜桜がライトアップされ灯篭流し等が行われ水面に流れる(花びら)(灯り)
取り合わせロマンチックな光景が演じられていましたね!
佐保川の清き河原に鳴く千鳥 
                    かはづと二つ忘れかねつも
鳥鳴く佐保の河門の清き瀬を
                     馬うち渡し 何時か通はむ

(桜並木)~佐保川の川沿いには(大伴家持)らが詠んだ萬葉歌碑が点在しています!
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